日 時
2021年2月3日(水) 10:30〜12:00
発表者
市井和仁・川瀬 陸(千葉大学環境リモートセンシング研究センター)
題 目
2020年春のシベリアの異常高温による地表面環境の変動解析
要 旨
シベリアは、地球温暖化などの気候変動が最も顕著な地域の一つである。2020年には、冬から春にかけて異常高温が続いており、異常高温が地表面に与える影響を把握することは重要であると考えられる。
本研究では、地球観測衛星Terra, Aquaに搭載されたMODISセンサ―データを主に利用し、2000-2020年の期間における2020年特徴を解析した。2020年の春(3-6月)においては、西~中央シベリアにおいて、5Kを超える地表面温度の高温偏差を検出した。この温度異常は例年よりも早い植生指標の上昇をもたらし、トータルで光合成量は例年よりも非常に大きくなっている。
今回は、研究の中間報告とし、今後は、河川流出量の解析や、GOSATなどを持ちいたCO2濃度, CH4濃度による解析、数値モデルを用いた CO2、CH4収支の解析を進める必要がある。
